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日本の安全保障とマス・メディア4

第2節    読売新聞の提言3

 

 

 

1950年の社説「敵前逃亡論を蹴飛ばせ」(注3)では、

 

「局外中立を蹴飛ばして、われわれは合衆国を中心とする西欧民主主義の陣営にハッキリと起き上がるべきである。」、

 

「軍事基地反対論などは、劣等国民の恐怖症状に過ぎない」、

 

「無用なまでに空念仏の平和論にこびりつき、確かな安全保障の対策もないまま局外中立論におどらされることは、それこそソ連のもっとも喜ぶところ」

 

と、中立を否定している。

 
 

 

 1951年(昭和26年)9月1日講和調印に際し、

 

「この条約によって、非武装の日本は空虚によってつくられた危険から保障されたのである。」(注4)

 

と、条約を評価してい

る。