第3節 毎日新聞の提言
1950年9月7日の社説、「講和調印の見通しつく」(注1)において、ソ連の構成に懸念を示し、
1950年9月10日の社説、「民主世界の一員として」(注2)において、
「日本が共産主義の世界に入らないのはもちろんのことだが、二つの世界の間の第三の立場も、日本の排他的政治条件からして取りえないという結論に達したわけである。そういう立場は実際問題として不安定極まることが見通されたのである。」
と、中立と全面講和を否定している。
また、アメリカ軍の駐留を苦々しく思いながらも受け入れ、
「平和や自由が乱されることから守なければならない。」
と、戦争、内乱に警鐘を鳴らしている。
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