· 

現代日本の安全保障とマス・メディア26

第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1995年-2017年2

 

日本にはキャンプ座間に合衆国陸軍第9軍から改編された合衆国陸軍第9戦域陸軍地域コマンド司令部がおかれるものの、あとは補助部隊で太平洋陸軍の実戦部隊は置かれていなかった。

 

しかし、特殊作戦軍(United States Special OperationCOMmand U.S.SOCOM)のもとにおかれる第1特殊部隊群(1stSFG、グリーン・ベレー、司令部:ワシントン州フォート・ルイス、現ルイス・マッコード統合基地)第1大隊が沖縄県トリイ・ステイションに駐留し、

 

また第1特殊部隊群作戦分遣隊D(デルタ・フォース、400人、ノース・キャロライナ州フォート・ブラッグ)、

 

第1特殊部隊群第2大隊、

 

第1特殊部隊群第3大隊、

 

第19特殊部隊群、

 

合衆国海軍SEAL  TEAM1、

 

SEAL TEAM5

 

が特殊作戦に投入される。

 

第75レンジャー連隊(3個大隊2300人、司令部:ジョージア州フォート・ベニング)、第75レンジャー連隊第1大隊(ワシントン州ルイス・マッコード統合基地)、第75レンジャー連隊第2大隊(ジョージア州ハンター陸軍飛行場)、第75レンジャー連隊第3大隊(ジョージア州フォート・ベニング)が緊急展開可能であるから、テロ・ゲリラ・コマンド対処などに迅速に行動できる態勢をとっている。(注2)

 

また、有事の際には第18空挺軍団(ノース・キャロライナ州フォート・ブラッグ)のもとにおかれる第82空挺師団「オール・アメリカン」(1万6千人、ノース・キャロライナ州フォート・ブラッグ)と、

第101空挺師団(空中強襲)「スクリーミング・イーグルス」(1万6千人、ケンタッキー州フォート・キャンベル)、

第10山岳師団(ニュー・ヨーク州フォート・ドラム)が緊急展開部隊として派遣される。

 

これらは第160特殊作戦航空連隊とともに、空挺作戦、ヘリ・ボーン作戦を展開すると思われる。

 

さらに第3歩兵師団(機械化)「ロック・オブ・ザ・マルヌ」(ジョージア州フォート・スチュアート)が控えている。

 

その後、第9戦域陸軍地域コマンド司令部の上位として合衆国陸軍第Ⅰ軍団(前方)が日本に司令部(神奈川県キャンプ座間)を置くことになった。