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現代日本の安全保障とマス・メディア28

第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1995年-2017年4

 

アメリカ合衆国海軍は、現役兵力約33万人で、艦艇は300隻近く有する世界最大の海軍である。

 

そのうち、東アジアを責任地域とするアメリカ太平洋艦隊(ハワイ州パール・ハーバー・ヒッカム統合基地)は、

東太平洋の第3艦隊(カリフォルニア州サン・ディエゴ基地)と西太平洋の第7艦隊(神奈川県横須賀基地)の2個艦隊が実戦配備、訓練、休養、整備、補修などローテーションを組みながら共通運用されている。

 

太平洋艦隊の人員は現役兵力15万人で、艦艇は200隻近くが配備されている。

 

 ニミッツ級原子力空母は、

満載排水量91847トン、

1番艦ニミッツ就役1975年、

原子力蒸気タービン推進、

収容機材は空母艦載機70機、ヘリコプター10機搭載。

兵装は

Mk29発射機にRIM-162発展型シー・スパロー・ミサイル短距離艦対空ミサイル32発、

Mk49発射機2基にRIM-116回転飛翔体ミサイル近接防御艦対空ミサイルを42発、

Mk15ファランクス20mmバルカン機関砲近接防御武器システムを2基装備する。

 

ニミッツ級原子力空母は太平洋艦隊に5隻配備されている。

 

近年退役した空母キティ・ホークとコンステレーションは満載排水量83960トン、蒸気タービン推進で、収容機材、兵装はニミッツ級原子力空母とほぼ同じである。(注5)

 

 2016年にはCVN-78「ジェラルド・R・フォード」原子力空母が就役、2022年にはCVN-79「ジョン・F・ケネディ」原子力空母が就役、2027年にはCVN-80「エンタープライズ」原子力空母が就役する。

 一方で、CVN-68「ニミッツ」原子力空母が2022年に現役解除、CVN-69「ドワイト・D・アイゼンハワー」原子力空母が2027年に現役解除される。