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現代日本の安全保障とマス・メディア45北朝鮮テロ

第5節 東アジア各国の戦力 北朝鮮  

 

第2項  2016年

朝鮮人民軍偵察総局は、2009年に朝鮮労働党作戦部と朝鮮人民軍偵察局を統合する形で誕生した。

 

偵察総局第1局(作戦局)は旧・朝鮮労働党作戦部でスパイの浸透作戦を担当する。

 

偵察総局第2局(偵察局)は旧・朝鮮人民軍偵察局で軍事工作を担当する。

 

偵察総局第3局(対外情報局)は旧・35室で拉致作戦、特殊工作、暗殺を担当する。

 

偵察総局第5局(対南交渉局)は旧・国防委員会政策室の実働部隊である。

 

偵察総局第6局(技術サイバー局)はサイバー戦を担当する。偵察総局第7局(支援局)は各局の工作を支援する。

 

偵察総局121局は中国遼寧省丹東市を拠点にサイバー戦をおこなう3000人からなる部隊である。

 

225室は朝鮮労働党対外連絡部(社会文化部)と朝鮮労働党統一戦線部を統合した組織で、よど号ハイジャック・テロリストを利用したテロ・スパイ工作、日本人拉致作戦、ヨーロッパでの日本人拉致を担当している。

 

国家保衛省は金日成の肝いりで1973年に国家政治保衛部として誕生し、1993年に国家保衛部と改称され、2015年6月に国家保衛省となった。人員は5万人から7万人とされ、協力者は数十万人とされる。任務は世界中での脱北者の取締り及び脱北者支援組織への工作である。