· 

現代日本の安全保障とマス・メディア54中国潜水艦

第5節 東アジア各国の戦力 中国   1995年-2017年4

 
 

攻撃型原子力潜水艦には091型ハン級がある。1974年に1番艦が就役し、以後5隻が就役している。

水中排水量5550トン、

原子力ターボ・エレクトリック推進、

兵装は533mm魚雷発射管6門で、

水中速力25ノット、潜航深度300メートルと一流の能力を持っている。(注13)

 

 

093型攻撃原子力潜水艦は1994年からロシアの専門家の協力で開発された。静粛性に優れ、合衆国海軍、ロシア海軍に追いついたともいわれる。

水中排水量6096トン、

原子力蒸気タービン推進、

全長107m、幅11m、533mm魚雷発射管6門を有する。

1番艦407が2006年12月に就役している。(注14)

 
 

 

 094型戦略原子力潜水艦は潜水艦発射弾道ミサイルJL-2を12基搭載する。1番艦411が2007年に就役している。

水中排水量8000トン、

原子力蒸気タービン推進、

兵装はJL-2を12基、533mm魚雷発射管6門である。4隻が就役した。

 
 
 

 

 キロ級潜水艦は1993年に発注、1995年に回航された。12隻が就役している。

水中排水量3076トン、

水中速度17ノット、

ディーゼル・エレクトリック推進、

533mm魚雷発射管6門を装備している。

静粛性に優れ、発見が困難である。浅海での作戦に適しており、中国近海の環境に適している。(注15)

 
 


 中国国産の新鋭潜水艦にはユアン YUAN級潜水艦がある。

水上排水量2400トン、水中排水量3000トン、

ディーゼル・エレクトリック推進、533mm魚雷発射管6門と一流のものとなっている。(注16)

 
 

 

ソン SONG級潜水艦は、中排水量2250トン、水中速力22ノット、ディーゼル・エレクトリック推進、533mm魚雷発射管6門と一流の能力を誇っている。(注17)

 

 

 人民解放軍海軍の主力潜水艦はミン MING級潜水艦であった。中国が独力で開発した通常推進型潜水艦で、1971年に1番艦が就役している。現在のところ16隻が就役しているが、1970年代においても時代遅れなデザインであったため、現在の潜水艦として一流とは言い難い。水中静粛性は悪いと思われる。水中排水量2113トン、ディーゼル・エレクトリック推進、水中速力18ノット、533mm魚雷発射管8門という攻撃力重視の潜水艦である。同じく主力潜水艦にソ連のロメオ級のコピーが40隻あった。あまりに古臭いその外観から察するに性能は現代の戦闘に耐えうるものではないと思われる。(注18)

 
 

 

 水陸両用作戦に使われる艦艇に

071型

(エアー・クッション揚陸艇4隻、ヘリコプター4機、兵員800名、大型車両20両搭載)3隻、

072Ⅲ型(兵員250名、戦車10両搭載)10隻、

072Ⅱ型(兵員250名、戦車10両搭載)10隻、

072型(兵員200名、戦車10両搭載)7隻、

074型(兵員250名、戦車2両搭載)12隻がある。