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現代日本の安全保障とマス・メディア58ロシア

第6節 東アジア各国の戦力 ロシア軍   1995年-2017年1

 

 ロシア軍は極東地域に、地上軍11万人を配備している。

ハバロフスクに3個師団、ソビエツカヤガワニに4個師団、ペトロハヴロフスクに1個師団、サハリンに1個師団、日本の北方領土に1個旅団を配置しており、さらにウラジオストクに海軍歩兵師団を1個師団配置している。

主な装備はT-14アルマータ戦車、T-95戦車、T-80戦車、T-72戦車、各種歩兵戦闘車、各種装甲兵員輸送車で、機械化、機甲化が進んでおり、旧ソ連時代と比較して戦力は減少しているものの、いまだ潜在的な能力は侮れないものとなっている。(注1)

 

 

 

 

 

 ロシア海軍は兵力17万5000人で、北洋艦隊、バルチック艦隊、黒海艦隊、太平洋艦隊の4個艦隊を有しており、太平洋艦隊は北洋艦隊とともに主力艦隊である。

 

 

 

 

 

 空母アドミラル・グズネツォフは

満載排水量59439トン、

蒸気タービン推進、

兵装はSA-N-9短距離艦対空ミサイル32発、

SS-N-19艦対艦ミサイル12基、

CADS-N-1近接防御システム8基、30mm近接防御武器システム6基、

RBU12000 10連装対潜ロケット発射機2基で、

艦載航空機は

スホーイSu-33戦闘機、ミコヤンMiG-29K/KUB戦闘機、スホーイSu-25UTG練習機など固定翼機22機、カモフKa-31早期警戒ヘリコプターなどヘリコプター17機である。

 

 

 

 キーロフ級原子力巡洋艦は

満載排水量24690トン、

原子力蒸気タービン推進、

兵装はSA-N-20艦対空ミサイル96発、

SA-N-9短距離艦対空ミサイル16発、

SA-N-4短距離艦対空ミサイル連装発射機2基、

SS-N-19艦対艦ミサイル20発、

CADS-N-1近接防御システム6基、

RBU1000 6連装対潜ロケット発射機2基、

RBU12000 10連装対潜ロケット発射機1基、

533mm5連装魚雷発射管2基である。

艦載航空機はカモフKa-27ヘリコプター3機である。

現役は4番艦「ピョートル・ヴェリキー」のみで、現在3番艦「アドミラル・ナヒモフ」が現役復帰工事中である。