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現代日本の安全保障とマス・メディア59ロシア海軍

第6節 東アジア各国の戦力 ロシア軍   1995年-2017年2

 

スラヴァ級艦隊防空ミサイル巡洋艦は1番艦が1982年に就役し、太平洋艦隊には、011「ワリヤーグ」が配備されている。

スラヴァ級艦隊防空ミサイル巡洋艦は

満載排水量11490トン、

ガス・タービン推進、

130mm連装砲2門、

SA-N-6艦対空ミサイル64発、

SA-N-4短距離艦対空ミサイル4発、

SS-N-12艦対艦ミサイル16発、

30mm近接防御武器システム6基、

533mm5連装魚雷発射管2基、

12連装対潜ロケット発射機2基、

搭載航空機はカモフKa-50ヘリコプター(NATOコード:へリックス)で、

対空戦能力とともに、対艦戦能力が非常に重視されている。(注2)

 

 

 ソブレメンヌイ級艦隊防空ミサイル駆逐艦は1番艦が1980年に就役し、18隻が就役したが、12隻が退役した。

満載排水量8067トン、

蒸気タービン推進、

兵装は130mm連装砲2門、

SA-7艦対空ミサイル単装発射機2基またはSA-N-12艦対艦ミサイル単装発射機2基、

SS-N-22艦対艦ミサイル8発、

30mm近接防御武器システム4基、

533mm5連装魚雷発射管2基、

搭載航空機はカモフKa-27ヘリコプター1機である。

SS-N-22艦対艦ミサイル(NATOコード:サンバーン)は、マッハ2のスピードで巡航し、迎撃されにくいよう超低空をS字状に飛行するもので、西側諸国の最新鋭迎撃システムでも迎撃困難である。

ソブレメンヌイ級艦隊防空ミサイル駆逐艦の攻撃能力は高いが、基本設計は1970年代のもので、電子戦装置など電子装備は古い。(注3)

 
 

 

 ウダロイ級駆逐艦は、1980年に1番艦が就役し、13隻が就役したが、現役は8隻であり、そのうち半数が太平洋艦隊の所属である。

満載排水量は8500トン、

ガス・タービン推進、

兵装は100mm単装砲2門、

SS-N-12艦対潜ロケット16発、

SA-N-9短距離艦対空ミサイル64発、

30mm近接防御武器システム4基、

12連装対潜ロケット発射機2基、

533mm4連装魚雷発射管2基、

搭載航空機はKa-27ヘリコプター2機である。

対潜戦に重きを置いた艦で、個艦防空に非常に力が注がれている。

 
 
 

 

 カシン級駆逐艦は

満載排水量4826トン、

ガス・タービン推進、

兵装はSA-N-1艦対空ミサイル連装発射機2基、

SS-N-25艦対艦ミサイル4連装発射機2基、

76mm連装砲1基、

RBU6000 12連装対潜ロケット発射機2基、

533mm5連装魚雷発射管1基で、搭載航空機は無い。

20隻が建造されたが現役は「スメトリブイ」1隻のみである。