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現代日本の安全保障とマス・メディア100陸上自衛隊特殊作戦群

陸上自衛隊特殊作戦群は2004年3月に正式に千葉県習志野駐屯地で発足した。

 

以前からソ連の日本侵攻時のソ連軍参謀総局特殊任務部隊(スペツナズ)の投入が懸念されていたが、

1992年から始まった北朝鮮の大量破壊兵器に対する制裁問題で、北朝鮮の暴発・崩壊の可能性が高まり、

世界有数のゲリラ戦、テロリズム能力を有する北朝鮮の脅威が切迫したものになった。

 

こうした経緯で防衛庁、陸上自衛隊のなかでもゲリラ・コマンド対処の重要性が再認識された。

 

 

陸上自衛隊は第1空挺団にゲリラ・コマンド研究班を設立、合衆国陸軍特殊作戦コマンドの合衆国陸軍特殊部隊群(グリーン・ベレー)や第1特殊部隊作戦分権隊D(デルタ・フォース)に隊員を派遣し、運用、作戦、訓練のノウハウを学んだ。

 

特に陸上自衛隊特殊作戦群の初代群長の荒谷卓1等陸佐(当時)はドイツ軍特殊作戦コマンドKSKから学ぶためドイツ連邦軍指揮大学に留学し、その後ノース・キャロライナ州フォート・ブラッグの合衆国陸軍特殊作戦コマンド、ジョン・F・ケネディ特殊戦センター・アンド・スクールに留学し、特殊作戦の基礎から学び、陸上自衛隊特殊作戦群創設に尽力した。

 

 

陸上自衛隊特殊作戦群は空挺レンジャー資格保有者、部隊レンジャー資格保有者から構成される、対テロ、対ゲリラ、対コマンドに精通する陸上自衛隊最強の部隊である。

 

要員は戦闘部隊が200人、支援部隊が100人の300人である。