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現代日本の安全保障とマス・メディア229中江要介・元中国大使

中江要介・元中国大使の主張

 

 

 

 

 

 1994年(平成6年)4月10日の東京新聞に、

 

核保有疑惑で国際原子力機関の特別査察を拒む北朝鮮への制裁について、

 

「経済制裁とか武力による威嚇とかいうような政策に頼るのではなく、将来像を念頭において、あくまでも対話による解決が図られるよう、関係国に粘り強く訴え続けるべきではないか。」

 

と述べているが、

 

回りくどい言い回しだけで、何の解決策にもなっていない。(注2)

 

 

 

 

 

さらに1994年11月17日の東京新聞には、「核ミサイルは脅威か」と題し、

 

ソ連の核と違い、北朝鮮の核は脅威でないと述べ、

 

「原点に立てば、北朝鮮は日本の根っからの『敵対国』ではなく、白紙の立場で関係正常化の話し合いができ、中国の間でそうであったように、子々孫々の友好協力を約束し会える国にさえなりえたはずなのである」

 

と、述べている。(注3)