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現代日本の安全保障とマス・メディア230大江健三郎

ノーベル文学賞作家・大江健三郎氏の主張

 

 

 

 

 1995年(平成7年)4月のワシントンでの講演で、

 

「米国の民主主義を愛する人たちが作った憲法なのだからあくまで擁護すべきだ。軍隊(自衛隊)についても、前文にある『平和を愛する諸国民の公正に信頼して』とあるように、中国や朝鮮半島の人々と協力して、自衛隊の全廃を目指さなければならない。」(注10)

 

と、述べた。

 

「平和を愛する諸国民の公正に信頼して」

 

が美辞麗句、机上の空論であることは明らかで、それに沿った自衛隊の全廃は無謀であること限りない。

 

さらに、そのことは日本国民が決めることであって、中国や朝鮮半島の人々にお伺いを立てる必要はない。

 

この主張は、平和憲法を妄信し、独裁政権の横暴にこびへつらうものであるが、大江健三郎氏は、落ち目とは言うものの、いまだに熱烈な信奉者が存在する、ある程度の有力人物であるという現実が存在する。