中川昭一・自由民主党代議士の主張
中川昭一氏は「日本の正義 アメリカの正義」(扶桑社、1996年)において、
外務省主流派が今現在もなお「吉田ドクトリン」、経済至上主義、外交と安全保障のアメリカ依存、軍備には金をかけない、
を最重視していることに否定的に疑問を呈し、
不安を表明している。
一方で、中川氏は「外交、安全保障に関して日米関係がいちばん大切」と表明しつつも、
「日本あっての日米関係」、
「飽くなき国家利益の追求こそが外交政策の基本でなければならない」
と主張、憲法改正も視野に入れるべきと主張している。(注38)
コメントをお書きください