加藤紘一 自由民主党幹事長の主張
日本、アメリカ、中国の三国間の関係を「二等辺三角形」から「正三角形」にすべきと主張している。
二等辺三角形というのは、日本とアメリカが接近し(日米同盟)、中国との関係が離れている状態を表している。
日本、アメリカ、中国の関係が「正三角形」になるということは、日本、アメリカ、中国の関係が均等になるということである。
日本とアメリカが中国に対して、日米安全保障条約を発動できなくなる。
また、中国の軍拡の現実を無視した妄想で、現実にはまったく即していない。
加藤氏はまた、
「日米ガイドラインは北朝鮮に対してだけのもの」
と、中国の江沢民国家主席に言明している。
日米同盟が中国には発動されないという、日本の防衛を危うくさせることを認識している様子はない。
それは、中国の軍拡の脅威を認識していないことにある。(注16)
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