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現代日本の安全保障とマス・メディア241加藤紘一1998

加藤紘一 自由民主党幹事長の主張

 

 

 

 日本、アメリカ、中国の三国間の関係を「二等辺三角形」から「正三角形」にすべきと主張している。

 

二等辺三角形というのは、日本とアメリカが接近し(日米同盟)、中国との関係が離れている状態を表している。

 

日本、アメリカ、中国の関係が「正三角形」になるということは、日本、アメリカ、中国の関係が均等になるということである。

 

日本とアメリカが中国に対して、日米安全保障条約を発動できなくなる。

 

また、中国の軍拡の現実を無視した妄想で、現実にはまったく即していない。

 

加藤氏はまた、

 

「日米ガイドラインは北朝鮮に対してだけのもの」

 

と、中国の江沢民国家主席に言明している。

 

日米同盟が中国には発動されないという、日本の防衛を危うくさせることを認識している様子はない。

 

それは、中国の軍拡の脅威を認識していないことにある。(注16)