堤清二 セゾン・グループ会長の主張
1996年(平成8年)4月の雑誌「世界」での対談で、
「私は核には絶対反対なわけです。とすれば、そういう反論を突き抜ける反核の思想をわれわれが持たなければいけない。」(注11)、
「日本は絶対核を持つべきではないし、他国に対しても核を廃棄すべきだということを言い続けなければならない。まさにおっしゃるように『特別な国』(小沢一郎氏の『普通の国』に対し)であるべきです。憲法はちゃんと『特別な国』であるべきひとつの条件を作ってくれているのです。だから国際社会における日本の政策、意見の発表の根拠として憲法を利用しなければならない。」(注12)
と、述べている。
堤氏は、憲法において軍事力の行使が制限される、非核の日本を目指している。
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