1985年 東映
横山やすし
長門勇
西川のりお
白都真理
南利明
渡辺裕之
たこ八郎
陣内孝則
島田紳助
松本竜助
高田純次
ベンガル
三谷昇
志摩いづみ
朝比奈順子
斉藤ゆう子
山下規介
木村一八
監督 山口和彦
無法の暴力はびこる仁義泣学園。事なかれ主義の校長(長門勇)と教頭(南利明)の下、暴力になすすべもない教師たち(ベンガル、高田純次、三谷昇、白都真理、朝比奈順子、志摩いづみ)。
そんな仁義泣学園に二人の新任教師が着任する。アメリカンスタイルの豪快な西川のりおと地味な横山やすしである。西川のりおは拳銃で不良たちを次々と黙らせていく。
しかし、西川のりおの拳銃は、用務員(たこ八郎)が仕込んだ弾着を炸裂させているにすぎないニセモノであることがばれてしまう。それを知った不良たちは西川のりおを晒しものにし、さらに増長して暴力を増していく。
地味な横山やすしは、ナイフを取り出し拳銃のタマの先端を十字に刻み、おもむろに取り出した拳銃、S&W M29にこめ木に向って発砲、木は真っ二つに割れ炸裂する。そう彼こそが拳銃の所持が超法規的に特別許可された文部省特命教師・黒岩だった。
再び拳銃の恐怖で黙らせられる不良たち。そこに長期欠席中のナチス親衛隊の衣装を着た極悪暴走族(山下規介)が仁義泣学園に現れ黒岩こと横山やすしを死に追いやる。
死んだと思われていた横山やすしは埋葬先から爆発して現れた。革ジャンとヘルメット姿であるが、その出で立ちはまるでロボコップである。
そう、87年製作のロボコップを先取りした不死身人間だったのである。
横山やすしはS&W M29とオートマグの二丁拳銃で極悪暴走族に挑戦していく。二丁拳銃の唸りは極悪暴走族を殲滅させた。
ラスト、不良から更生した木村一八とともに、陣内孝則の音楽に乗せて横山やすしが自慢のセスナを飛ばす。
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