内閣調査室

かつて存在した日本の情報機関、内閣調査室はたった80人の組織だった。

英語名称、キャビネット・リサーチ・オフィスは海外から世論調査機関と思われ、

情報機関どうしの交流の際、不便だった。

1985年に内閣情報調査室と改称されたが、人員は増えず、

英語名称もキャビネット・インフォメーション・リサーチ・オフィスで、

またもよくわからない印象を持たれた。

室長は出世の見込みを断たれた警察官僚の腰掛けばかりであった。