· 

悔しい石倉三郎

石倉三郎は東映の大部屋時代、先輩に嫌がらせをされていた。 

 

石倉三郎が監督からセリフをもらっても、先輩が 

 

「石倉、それはおれのだよ。わかるな。」 

 

と、横取りするのだった。 

 

文句も言えず、ただ引き下がる石倉。