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横山やすしの弟子2

師匠の横山やすしに暴力の限りをつくされた横山たかしに対して、横山ひろしは暴力をふるわれなかった。 

 

理由はあった。 

 

横山ひろしの親は地主で、横山ひろしは昭和40年当時の金額で500万円ほどの預金があった。 

 

 

その預金を横山やすしは借りて、というか強制的に没収して、博打で全部すって返せなかったのであった。 

 

 

横山やすしといえどもさすがに良心の呵責があったのか、横山ひろしには暴力はふるえなかった。