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横溝正史シリーズⅡ 不死蝶

横溝正史シリーズⅡ 不死蝶

 

 

 

 

 

企画    毎日放送   角川春樹事務所

 

 

原作    横溝正史

 

 

 

 

 

古谷一行

 

 

 

 

 

 

竹下景子

 

植木等

 

岩崎加根子

 

栗田ひろみ

 

江木俊夫

 

山本昌平

 

松山照夫

 

松村康世 

 

ジョン・パーム 

 

新田章 

 

清水健二

 

 

 

 

長門勇

 

小沢栄太郎

 

 

 

 

 

 

脚本 野上龍雄 米田いずみ

 

監督 森一生

 

 

 

製作    毎日放送   大映京都   映像京都

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和30年2月。

 

探偵・金田一耕助は旧知の日和警部から人物調査の依頼を受ける。

 

信州・射水の矢部杢衛という人物からの頼みと言う。

 

そして、金田一耕助の元には「射水に来るな。」という脅迫状も届く。

 

射水では23年前、矢部杢衛の次男・英二が殺されていた。

 

犯人は長男・慎一郎の恋人である玉造朋子とされていた。

 

射水には現代のシンデレラと言われるブラジルのコーヒー王アルフォンゾ・ゴンザレスの養女・鮎川マリと母・鮎川君江、家庭教師、使用人も来ていた。

 

さらに矢部杢衛の遠縁である古林徹三も何者かに呼び寄せられていた。

 

矢部杢衛は鮎川君江と玉造朋子が同一人物だと主張する。23年前、玉造朋子は鍾乳洞を巧みに使って宣教師とともに日本を脱出した、と主張する。

 

 

 

 

八つ墓村と同様に、鍾乳洞を舞台に殺人劇が繰り広げられる。

 

山本昌平、松山照夫ら怪しい胡散臭い人物が登場。

 

警察のジープは昭和30年当時のものではなく、70年代のものである。

 

創意工夫で巧妙に細工し、現代の車も当時のものに思わせていることに成功している。

 

宣教師やブラジル移住など戦後のどさくさを感じさせる。