1978年、合衆国空軍はロッキードにステルス戦闘爆撃機の開発を命じた。
ステルス試作機「ハヴ・ブルー」をベースに、スケールを拡大することになった。
これは「シニア・トレンド」と呼ばれた。
「ハヴ・ブルー」を拡大した「シニア・トレンド」であるが、
「ハヴ・ブルー」は垂直尾翼が、ステルス性を重視して内側に傾斜しているのに対し、
「シニア・トレンド」は垂直尾翼は外側に傾斜している。
内側に傾斜した垂直尾翼では空力的に不安定すぎて危険であるので、ステルス性は犠牲にしてでも垂直尾翼は外側に傾斜させることになった。
空力的に不安定な「ハヴ・ブルー」は2機墜落している。
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