鈴木善幸首相とロナルド・レーガン大統領の会談において
「日米同盟関係の強化」
が確認された。
朝日新聞は1面で
「軍事的関係強まる」
と報道し、批判した。
朝日新聞に嫌われたくない宮沢喜一官房長官は
「同盟に軍事的意味合いは含まれない」
と発言した。
レーガン政権のみならず、アメリカの議会、外交関係者、安全保障関係者、軍事関係者、マスコミは
「軍事的意味合いの無い同盟などありえない!」
と激怒し、日本は強く批判され、西側世界で孤立しかけた。
外務大臣が辞任し、外務事務次官が辞表を出した。
安全保障に関心の薄い日本の世論でさえ鈴木善幸批判が噴出、支持率が急降下し、
求心力が無くなった鈴木善幸首相は辞職に追い込まれた。
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