ベトナム戦争で合衆国海軍、合衆国空軍は
北ベトナム空軍のミコヤンMiG-21戦闘機、ミコヤンMiG-17戦闘機に苦戦を強いられた。
合衆国海軍の主力戦闘機マクドネル・ダグラスF-4BファントムⅡ戦闘機、合衆国空軍の主力戦闘機マクドネル・ダグラスF-4CファントムⅡ戦闘機は第3世代戦闘機で、
北ベトナム空軍のミコヤンMiG-21戦闘機、ミコヤンMiG-17戦闘機は第2世代戦闘機で格下だったのに苦戦した。
北ベトナム空軍がソ連の無尽蔵な支援を受け構築した防空コンプレックス-レーダー、通信設備、対空砲、地対空ミサイル、戦闘機を巧みに組み合わせた-が優秀だったのはある。
しかしミコヤンMiG-21戦闘機、ミコヤンMiG-17戦闘機も航空機、戦闘機として優秀だった。
合衆国海軍の主力戦闘機マクドネル・ダグラスF-4BファントムⅡ戦闘機、合衆国空軍の主力戦闘機マクドネル・ダグラスF-4CファントムⅡ戦闘機は機関砲を搭載していなかった。
空対空ミサイルを遠距離から発射し一方的に敵を排除するので接近して戦うことはない、機関砲は必要ないと考えていた。
しかし当時の空対空ミサイルは性能・信頼性が悪く、さらにベトナムの湿気で空対空ミサイルの電子部品の故障が発生した。
さらに合衆国海軍は同士討ちを防ぐため、接近して目視確認を規定してしまった。
自らの利点をまったく生かせない状況のアメリカ。
合衆国海軍、合衆国空軍の他の戦闘機もミサイル万能思想で接近しての格闘戦は苦手だった。
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