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公開から35年「ゴジラ」4新宿へソ連の核ミサイル

新宿にいるゴジラを航空自衛隊のスーパーXが迎え撃つ。

 

航空自衛隊のスーパーXはゴジラにカドミウム弾を発射、ゴジラは昏睡状態となる。

 

しかしソ連がゴジラ、新宿へ戦術核ミサイルを発射する。

 

ゴジラは復活し新宿の高層ビルを破壊、スーパーXはビルの下敷きとなる。

 

復活したゴジラに追われるホームレス武田鉄矢。

 

 

有楽町マリオンなど銀座・有楽町は最適に壊れるようガラスの厚さが計算された。

 

新宿の高層ビルは壊れない箇所は鉄筋コンクリート、壊れる箇所はコンクリートのみ、火薬とガソリンが仕込まれた。

 

 

アメリカ上映版の「ゴジラ1985」では、かまやつひろしは全カットされた。

 

小林桂樹はアメリカの英語吹き替えについて

 

「非常にうまい。アメリカの俳優は層が厚い。」

 

と感心している。

 

「ゴジラ1985」では日本とゴジラを知る記者役レイモンド・バーが主演となり、国防省ペンタゴンにてアメリカ軍高官と日本を見守るシーンが追加されている。

 

 

三菱自動車が協力し、新車の三菱ふそうザ・グレート、三菱ギャランΣ、三菱デリカ、三菱ジープ、中古の三菱ふそうFKが提供された。陸上自衛隊の車両は陸上自衛隊のものではなく、三菱自動車によって提供されている。

 

首都高速の炎上シーンは「ノストラダムスの大予言」の流用である。「地震列島」でも流用されている。

 

製作費は18億円。タクシー初乗り470円、私鉄電車1区間90円の時代であった。

 

なぜか感動させられる。日本人の心にゴジラが定着したのか。