韓国の原子力潜水艦2

北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルのために韓国が原子力潜水艦を持つのは軍事的合理性がない。

韓国が原子力潜水艦の保有に動いたのは、対日本、対アメリカである。

 

韓国が自己暗示、自己洗脳にのって日本を脅威にまつりあげることは知られている。

 

日本のシーレーンの破壊を意図している。

 

また韓国は、日本の優秀な対潜戦能力、対水上戦能力によって日本海、黄海に封じ込められると思っている。

 

 

韓国はアメリカとの関係悪化、関係断絶に向けても動いている。

 

韓国は核も含めた独自の戦力強化による安全保障確立を目指している。

 

韓国独自戦力の強化によってアメリカにも対応でき、中国にも多少渡り合える、という方向にしたい意向である。

 

 

アメリカから原子力潜水艦の技術を供与してもらえるという考えはあまりにも甘すぎた。

 

最新ではないゼネラル・エレクトリックGE PWR S6G原子炉の韓国国内ライセンス生産不可能、輸入も不可能、同レベル品の韓国国産化も不可能である。

 

韓国の高張力鋼に関連するは技術まだ原子力潜水艦で非常に厳しい環境での長期使用に耐えられるほどではない。

 

原子力潜水艦の建造に長けたアメリカのヴァージニア級原子力潜水艦の価格で3000億円で、原子力潜水艦の建造経験がない韓国では予算管理はできないと思われる。

 

一流の原子力潜水艦の開発なら最低でも6兆円はかかる。韓国の財政、経済の負担になる。

 

 

韓国は水中排水量3000トン級のディーゼル潜水艦に垂直発射システムを装備し巡航ミサイルを搭載する計画を進めているがこれも効率が悪い。この程度の大きさなら魚雷発射管から巡航ミサイルを発射する方が効率がいいが魚雷発射管の圧力に耐える強度の巡航ミサイルを開発しなければならず、現用の韓国国産巡航ミサイルは使えない。

 

北朝鮮はディーゼル潜水艦に垂直発射システムを装備し潜水艦発射弾道ミサイルを搭載する計画を進めているが、普通の国ならこんなことはしない。