· 

島田紳助の番組で老人が憔悴し立ち尽くす

読売テレビで島田紳助の企画の番組が作られた。

 

芸人が発案した新企画を実際に作って放送してみるという番組である。

 

島田紳助も新企画を提案し、番組が作られた。

 

島田紳助は

 

「お宝をプロが鑑定し、値段を発表する」

 

という企画を提案した。

 

この企画は好評だった。

 

それは現在、テレビ東京で「開運!なんでも鑑定団」として放送されている。

 

 

「開運!なんでも鑑定団」の概念が知られる前だったので、

 

偽物や低価値の家宝があることが知られていなかった。

 

偽物や低価値を笑って済ます、という考えがまだなかった。

 

 

 

 

 

もうヨボヨボの老人が自慢の家宝を意気揚々と持ってきた。

 

ヨボヨボの老人の自慢の家宝は数千円の価値しかない贋作だった。

 

ヨボヨボの老人は目に涙を浮かべ茫然自失で憔悴しきって立ち尽くす。

 

場合によっては死んでいたかもしれないくらい落ち込んでいた。