アメリカの圧勝で中国が警戒 強固になった中国

1991年、湾岸戦争に圧勝したアメリカ。

 

中国は激震した。

 

イラク軍は戦力は多かったが、兵器はソ連製の二線級のものばかりだった。

 

イラク空軍のMiG-29戦闘機は新しいがアメリカのハイ・ロー・ミックス構想ならローにあたる数を揃えるために性能は抑え目の戦闘機だった。

 

イラク空軍のMiG-29戦闘機はアメリカ空軍のF-15Cイーグル戦闘機にまったく通用しなかった。

 

イラク陸軍のT-72戦車はアメリカ陸軍のM1A1HAエイブラムス戦車に壊滅させられた。

 

イラクの惨状を見た中国。

 

中国人民解放軍は数ばかり多いだけで旧式兵器しかなかった。

 

中国人民解放軍は旧式兵器を更新することを進めた。

 

経済困窮で苦しむロシアから最新兵器を好条件で導入していった。

 

F-15戦闘機に対抗するために開発されたスホーイSuー27戦闘機を輸入に成功し、さらに中国国内でのライセンス生産も開始した。

 

ソブレメンヌイ級駆逐艦、キロ級潜水艦も導入し現代海軍化に成功した。

 

さらに中国人民解放軍は対艦ミサイル、巡航ミサイル、弾道ミサイルでアメリカ空軍基地、海軍航空基地、空母を破壊しアメリカ航空戦力を使えなくすることにした。

 

アメリカの強みを無力化しようとしている中国。

 

アメリカは勝利に酔ったが、苦境に立たされることになった。