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台湾への武器売却を拒否してきたアメリカ

1974年に初飛行し、1979年に配備され始めたF-16A/Bファイティング・ファルコン戦闘機。

 

高価で非常に高性能なF-15イーグル戦闘機に対し、F-16戦闘機は安価でそこそこな性能で数を揃えるための戦闘機である。

 

台湾はF-16A/B戦闘機の購入をアメリカに打診した。

 

しかしアメリカはF-16A/B戦闘機の台湾への売却を拒否した。

 

アメリカは性能をダウンさせたF-16/79戦闘機の台湾への売却を提案した。

 

F-16A/B戦闘機は新しく高推力(推力105kN)のプラット・アンド・ホイットニーF100ターボ・ファン・エンジンを搭載している。

 

台湾への輸出用に提案されたF-16/79戦闘機はかなり古く推力の低い(推力79kN)のゼネラル・エレクトリックJ79ターボ・ジェット・エンジン搭載に変更され性能低下されたものだった。

 

台湾はF-16/79戦闘機の購入を拒否し、台湾の航空戦力は更新されず古く脆弱なままになった。

 

1992年秋になってようやくアメリカはF-16A/Bブロック20戦闘機の台湾への売却を認めた。

 

1988年にF-16C/Dブロック40/42戦闘機が、1994年からF-16C/Dブロック50/52戦闘機が導入されたが

 

台湾には能力を制限したF-16A/Bブロック20戦闘機が輸出された。

 

台湾がF-16A/Bブロック20戦闘機を導入できたのは90年代の終わりになってからであった。

 

 

 

民主党のバラク・オバマ大統領政権になってから

 

台湾はフランス製ミラージュ2000戦闘機60機に代わり

 

F-16C/Dブロック50戦闘機66機の購入をアメリカに打診した。

 

F-16C/Dブロック50戦闘機はオバマ時代にはすでに随分古くなった戦闘機になっていた。

 

F-16C/Dブロック50戦闘機を66機くらい輸出する程度なら特に問題はないものだったが中国はアメリカに抗議した。

 

民主党のバラク・オバマ大統領政権は台湾へのF-16C/Dブロック50戦闘機の売却を拒否した。

 

バラク・オバマ大統領は安全保障に興味がなく、スーザン・ライス国家安全保障担当大統領補佐官/国務長官はかなりの親中派だった。

 

ジョー・バイデン副大統領は特に影響力はなかった。