海上自衛隊と近代化5

汎用護衛艦DD101「むらさめ」を1番艦とするむらさめ級汎用護衛艦は

 

 

Mk41垂直発射システムにMk46魚雷搭載アスロック16発を装填している。

 

 

対水上戦闘艦と対潜水艦の自衛には

 

Mk46魚雷装填の68式三連装短魚雷発射管を2基、

 

OTOメララ 76mmコンパクト砲1門、

 

90式艦対艦ミサイル(SSM-1)8発

 

があたる。

 

 

対空自衛には

 

Mk48垂直発射システムにRIM-7シー・スパロー短距離艦対空ミサイル16発(RIM-162発展型シー・スパロー・ミサイル短距離艦対空ミサイルなら32発)、

 

Mk15ファランクス20mmバルカン機関砲近接防御システム2基が

 

あたる。

 

 

射撃統制装置はフェーズド・アレイ・レーダー型の射撃統制装置3型(FCS-3)は搭載されず、従来型の射撃統制装置2型31(FCS-2-31)という改良型にとどまったが、低空飛来してくるミサイルに有効対処できるということである。

 

また、「こんごう」級護衛艦と同様にステルス性を意識した船型を採用しているが、傾斜角はそれほどではなく、ステルス性は限定的なものであると思われる。

 

SH-60J/K哨戒ヘリコプタを搭載する。