中国を絶賛したアメリカ民主党政権の閣僚

1996年の大統領選挙で再選した民主党のビル・クリントン大統領。

 

 

1997年、民主党のビル・クリントン大統領は2期目に入り新しい閣僚を発表した。

 

貿易を担当する省庁である通商代表部(USTR)の通商代表にはシャーリーン・バシェフスキーが就任した。

 

民主党のビル・クリントン大統領政権のシャーリーン・バシェフスキー通商代表は就任記者会見で

 

「日本より中国のほうが良い国」

 

などと中国を絶賛した。

 

 

中国は1992年に領海法を制定し尖閣諸島、南沙諸島などを武力奪取することを宣言した。

 

中国は1993年からロシアのSu-27戦闘機、ソブレメンヌイ級駆逐艦を導入し、大軍拡に拍車をかけ始めた。

 

さらに1996年、台湾の総統選挙など民主的な選挙に対して、中国は弾道ミサイル発射することによる恫喝、上陸作戦部隊を近づけての威嚇、など西側自由主義陣営の価値観とは程遠い圧政と強権を見せつけている。

 

 

安全保障のことなど全く考えることができず、中国の市場規模に目がくらんで中国を絶賛したシャーリーン・バシェフスキー通商代表。

 

このような人物を閣僚に選定し、さらに迂闊な発言に対して全く咎めることができないアメリカ民主党。

 

アメリカ民主党は、その前のジミー・カーターも、その後のバラク・オバマも安全保障を蔑ろにしている。

 

アメリカ民主党に反省した様子はない。