1993年にロシアからスホーイSu-27戦闘機(初飛行1981年、自重17700kg、推力122,6kN×2)を26機導入した中国。
参考F-15イーグル戦闘機(初飛行1972年、自重12800kg、推力105kN×2)
中国はスホーイSu-27戦闘機を中国国内でライセンス生産し始め大量導入し
さらにスホーイSu-27戦闘機をリバースエンジニアリングしたコピー機も大量に導入する。
中国はスホーイSu-27戦闘機を戦闘爆撃機化したスホーイSu-30MK2戦闘爆撃機、スホーイSu-30MKK戦闘爆撃機も導入した。
2000年代初頭には中国は量だけある航空戦力から質も量もそろえる航空戦力になった。
2005年、中国はロシアからソブレメンヌイ駆逐艦を導入し艦隊防空に力を入れ始めていたが
艦隊防空にあたる中国製の駆逐艦は短距離艦対空ミサイルしか装備していないという低レベルの海軍だった。
しかし2010年代には中華イージスと言われる駆逐艦を大量に導入し始め艦隊防空を充実させてきた。
そして近年、中華イージスも洗練されていっていて数も尋常ではない数となった。艦隊防空はかなり達成できてきており空母を確実に運用できる日も近い。
北朝鮮の核開発、弾道ミサイル増備、ゲリラコマンド戦力、韓国の対日本向け新装備大増強もある。
1990年代中盤から戦闘機を減らし護衛艦も減らした日本。
2005年、日本はさらに戦闘機の数を減少させ、先進的な護衛艦18DD計画も事実上凍結、東アジア情勢を無視した軍縮に走った。
かと言って戦力向上となる代替的な新装備が増やされることはなかった。
中国の大軍拡は避けられないなか日本は軍縮していった。
1990年代中盤から2010年代中盤の日本の軍縮傾向は国家安全保障でも失われた20年となった。
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