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放送から35年「私鉄沿線97分署 第90話」最終回 たまプラーザ警察最後の日

私鉄沿線97分署 

 

第90話(最終回) さらば!プレハブ刑事たち!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡哲也

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿賀丈史

 

 

古尾谷雅人

 

 

小西博之

 

 

斉藤慶子

 

 

山口果林

 

 

四方堂亘

 

 

武藤章生 

 

 

北原佐和子

 

 

長門裕之

 

 

 

 

 

野村将希

 

古城裕章

 

熊谷雄二

 

新野秀樹

 

大黒一生

 

 

 

 

 

 

 

池部良

 

 

 

 

 

 

川島なお美

 

頭師佳孝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽  加瀬邦彦

 

音楽コーディネーター 田村進一朗

 

主題歌 五木ひろしブービーズ

 

 

 

 

 

脚本  峯尾基三

 

監督  小澤啓一

 

 

 

 

 

 

協力

 

日産自動車

 

ヤマハ発動機

 

 

 

 

 

 

 

製作

 

テレビ朝日

 

国際放映

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに警視庁97分署の庁舎が完成した。

 

警視庁97分署のプレハブ仮庁舎も役目が終わる。

 

通常任務とともに引っ越し作業が進められる。

 

 

警視庁97分署の巡査が活躍し表彰される。

 

しかし、その巡査は何もしていなかった。

 

巡査は警察手帳を盗まれていたが言えずにいた。

 

巡査は奈良刑事(鹿賀丈史)にようやく打ち明ける。

 

滝村捜査課長(長門裕之)は落ちこぼれを作らず署員全員で新庁舎に行く決意を示し、巡査の警察手帳奪還に全力を挙げて取り組むよう指示する。

 

巡査は警察手帳を盗んだであろう人物を思い出す。その人物は一度見たことがあった。その人物は巡査が警察学校受験の時、巡査の忘れ物を届けてくれた親切な男(頭師佳孝)だった。

 

その親切な男は警察官試験に何度も落ちていたが警察官になることに執着していた。親切な男は恋人(川島なお美)に「自分は警察官だ」と言ってしまっていた。

 

親切な男は警察手帳を盗み警察官になった気になって身近な正義と親切を実行していた。

 

 

 

 

西部警察PART3では日産自動車とスズキの協力だったが、私鉄沿線97分署では日産自動車とヤマハ発動機の協力となった。

西部警察PART3で白黒パトカーは新車が6台使われていたが、私鉄沿線97分署の白黒パトカーは中古の改造で、このころには日産セドリック430前期型と日産グロリア430前期型の2台が使われる。

Y30日産セドリックHTは前番組の西部警察PART3末期に使われ始め、私鉄沿線97分署にも継続して登場する。


私鉄沿線97分署は横浜市青葉区にある東急田園都市線たまプラーザ駅を中心に撮影されている。

東急田園都市線たまプラーザ駅前にプレハブ小屋を建て警察署の仮庁舎とした刑事ドラマだったが約2年の放送でついに最終回へ。

 

前番組の西部警察PART3と全く違う作風になったが、時代の変化を象徴したような作風だった。

 

個を押し殺して前進する激動の時代から、個人、家族を大事にするゆとりを重視する時代になったことを感じさせていた。