9月6日、JBプレスに元読売新聞でアメリカ政治に詳しい高浜賛の
「中国政策で岸田氏を警戒する米国、希望は河野太郎首相」
という記事が掲載された。
そこでは
岸田氏、河野氏、石破氏の中で米国は誰に首相になってもらいたいのか。
日本政治に精通する元外交官の一人は「内政干渉はしたくないが」と言いつつ、こう言い切っている。
「岸田氏は長いこと外相だったからワシントンでは名前も顔も売れている。その一方で中国問題など主要な政策では岸田氏はソフトで、煮え切らないというか、決断力に欠けるという評価があった。ある種の警戒心がある」
「誰がどう言ったというわけではないが、私の感覚では、米国では岸田氏よりも河野氏の方が好かれている。ベストな首相候補だ」
「その理由は同氏のバックグラウンド(ジョージタウン大学卒、防衛相、外相歴任)。抜群の英語力。明快な発言。若いし、ルックスもいい」
「米議会やシンクタンクのタカ派は(防衛問題に強い)石破氏が好きなようだが、総裁選の立候補に必要な推薦人を集められるかどうかだ」
とある。
古くは
韓国の李承晩
南ベトナムのゴ・ディン・ジェム
など
英語が得意、欧米人から見て見た目がいい、欧米で教育を受ける、欧米で評判
という政治家にアジア、中南米を統治させたがるアメリカ。
しかしアメリカが推したがる
英語が得意、欧米人から見て見た目がいい、欧米で教育を受ける、欧米で評判、若いだけ
という政治家は自国の統治に失敗し、アメリカの国益も毀損
する例が異常に多い。
欧米人受けばかり狙う、物事の本質ではなく語学・英語に逃げる、欧米人学者が気に入る論文を書く
という中身のない国家観のない薄っぺらな政治家が自国を統治するのは困難で、その国の国家安全保障を損ないにし地域を不安定にし、そして自国を統治できず地域の混乱を巻き起こす政治家は翻ってアメリカの利益にもならない。
というのは自明の理で、今まで何回も痛い目にあってきたアメリカ。
河野太郎の防衛大臣、外務大臣をやっただけという無意味な経歴。
河野太郎はジョージタウン大学で何を学んできたのか疑問という明快なだけで中身の無い発言と政策。
疫病神・貧乏神である小泉進次郎と石破茂と組んでしまう河野太郎。
同じ失敗を繰り返すのはバカで、
そこらの素人ではなくエリートとして実務と研究をしてきた元外交官、地域に詳しい専門家がこんなことしか言えないアメリカはアホの国である。
もっともそんなアホが多い国アメリカに安全保障を頼り切る日本も情けない。
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