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公開から25年「エグゼクティブ・デシジョン」ワシントンDCに化学兵器搭載747を墜落させるセガール死亡

エグゼクティブ・デシジョン

 

 

 

 

 

 

 

 

ワーナー・ブラザーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

タイム・ワーナー

 

 

 

 

 

 

 

配給 ワーナー・ブラザーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 



カート・ラッセル

 

 

 

 

 

 



デヴィッド・スーシェ

 


ハル・ベリー

 

 


ジョン・レグイザモ

 

 


オリヴァー・プラット

 

 


ジョー・モートン

 

 


B・D・ウォン

 

 


チャールズ・ハラハン

 

 

 

J・T・ウォルシュ

 

 

 

アンドレアス・カツ-ラス

 

 

 

リチャード・リール

 

 

 

レン・キャリオー

 

 

 

 

 



スティーヴン・セガール

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽 ジェリー・ゴールドスミス

 

 

 

撮影 アレックス・トムソン

 

 

 

脚本 ジム・トーマス ジョン・C・トーマス

 

 

 

製作 ジョエル・シルバー

 

 

 

監督 スチュアート・ベアード

 

 

 

 

 

新聞の集金の時にタダ券をもらったので松竹の梅田ピカデリーで観る。

イギリスからワシントンDCへ向かうオーシャニック航空ボーイング747旅客機がイスラム原理主義テロリストにハイジャックされた。

 

機内には大量の化学兵器も持ち込まれ、ワシントンDC市街地に墜落させ、ワシントンDCを壊滅させる計画だった。


特殊部隊群(グリーン・ベレー)の対テロ分遣隊とテロ専門家が、ウェポン・ベイを人員輸送スペースに改造したF-117戦闘爆撃機派生の改造輸送機に乗り込む。

 

F-117戦闘爆撃機改造輸送機はステルスなのでオーシャニック航空ボーイング747旅客機のレーダーには映らない。

 

F-117戦闘爆撃機改造輸送機は747に密かに接近する。そしてF-117戦闘爆撃機改造輸送機は空中で747に接続することに成功する。特殊部隊隊員、テロ専門家はオーシャニック航空ボーイング747旅客機機内に乗り込む。

豪華な出演陣で、イギリスの名優デヴィッド・スーシェはハリウッドで悪役となった。「名探偵ポワロ」エルキュール・ポワロで人気のデヴィッド・スーシェだが、若いころは悪役ばっかりだった。「名探偵ポワロ」ヘイスティングスもハリウッド悪役をやっている。

 

胡散臭い役が多いJ・T・ウォルシュが地味に出演する。ユニバーサルスタジオ/スティーブン・J・キャネル・プロダクションズ製作「刑事ハンター」3代目署長や「遊星からの物体X」で人気のチャールズ・ハラハンが陸軍大将役で出演。

 

今ではハル・ベリーと表記されているが、この映画のパンフレットではハリィ・ベリーと紹介されていた。

登場する特殊部隊は対テロ部隊の第1特殊部隊作戦分遣隊D(デルタ・フォース)ではなく、特殊部隊群(グリーン・ベレー)内の対テロ分遣隊が登場する。特殊部隊隊員は剣に3本の稲妻が入るグリーン・ベレー部隊章を腕に付けており、空挺資格、レンジャー資格、特殊部隊資格のタブを肩に付けている。

DCが大丈夫そうなのが丸わかりなのでこの映画で驚きはない。これでテロ計画成功、政府高官多数とDC住民50万人死亡、せめて特殊部隊員全員死亡などバッドエンドだったなら記憶に残る映画になっていた。

 

ジェリー・ゴールドスミスの音楽は緊迫感があっていいが、「合衆国最後の日」に似ている。

 

2001年9月11日の同時多発テロを、冷静さを失い「前代未聞!」「あり得ない!」とパニックになり騒いでいた生真面目オピニオンリーダー評論家バカが結構いたが、この映画を観ていた人間は「ああ、そう。」としか思わなかった。