北京オリンピック外交ボイコット検討すらしない韓国QUADにも反対し中国陣営へ

韓国の文在寅ムンジェイン大統領は、オーストラリア首相との会談後の共同記者会見で

 

北京オリンピックでの外交ボイコットについて

 

「韓国政府は検討していない」

 

と明言した。

 

中国の横暴を受け入れる韓国。

 

 

アメリカ、日本、オーストラリア、インドによるインド太平洋での安全保障協力QUADに対しても

 

康京和カン・ギョンファ外相(当時)が中国を不快にさせるようなことをするなと発言し、

 

韓国はQUADに象徴される安全保障、外交、軍事において中国に対処することに反対している。

 

 

 

そもそも韓国で保守派・親米的とされれた朴槿恵パク・クネ大統領時代に

 

中国、韓国に甘い民主党オバマ政権から強く反対されたにも関わらず、

 

中国の軍事パレードに来賓として出席し、習近平の横で終始笑顔で西側陣営に牙をむく中国人民解放軍を見守った。

 

韓国に甘かった民主党オバマ政権の国家安全保障会議・国務省・国防省の高官と民主党の安全保障・外交・軍事スタッフは、

 

韓国で保守派・親米的とされる朴槿恵パク・クネ大統領率いる韓国に対し

 

差別、レイシズム、ヘイトと騒がれないよう考えに考えてオブラートに包んで

 

「韓国疲れ」

 

という言葉を使って韓国を批判した。

 

 

もうアメリカの東アジア担当安全保障・外交・軍事の実務者や知アジア派、反中派の研究者と軍人は韓国を見限りたいが、

 

事情を知らない政治家、アジアを知らないヨーロッパが専門の伝統的な国際政治学者が韓国に未練を見せる。

 

 

 

朝鮮戦争で血を流した、超大量出血してまで守った朝鮮半島南部を手放すことに躊躇するアメリカ。

 

日本にも国益を無視して韓国にこだわる政治家、官僚、大企業経営者、学者、ジャーナリストが大勢いる。

 

韓国は露骨に中国陣営にすり寄っている。

 

かと言って同盟やアメリカ市場をすぐに諦めるわけでもない。

 

アメリカや日本が未練を見せるので韓国はバランサーと自称する二股外交も成功すると勘違いする。