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志村けん中年期ドラマ化 志村けんとドリフ大爆笑物語

1990年 志村けん40歳→41歳

 

バブル経済で浮かれる日本。

 

しかし志村けんコントは金はかかっているが、全員集合の延長に過ぎず古い。

 

世間はすでに飽きているが志村けんは古いコントを続ける。

 

テレビ局も所属事務所イザワオフィスも何も言わなかったのか?

 

裸の王様状態の志村けん。

 

 

世間はバブルで浮かれて忙しく

 

志村けん番組に対し

 

「あれ、まだやってたの?」

 

「あんなの観てるの子供だけでしょ。」

 

と言う。

 

バカにされるというより世間から相手にされてない志村けん。

 

自分の世界で頑張る志村けん。

 

ひたすらコントに打ち込む志村けん。

 

お金は有り余っているので楽しいそうに思える志村けん、コントの重圧に苦しむ。

 

 

 

 

 

1993年 志村けん43歳→44歳

 

 

世間は志村けん番組に対し

 

「あれ、まだやってたの?」

 

「あんなの観てるの子供だけでしょ。」

 

「志村けん、古っ!」

 

「ドリフ大爆笑のオープニングが古い。加藤茶が不機嫌過ぎる。」

 

「ド、ド、ドリフの大爆笑」無表情

 

と志村けんをバカにする。

 

 

 

「志村けんはもうダメだぁ」と嘲笑されるなか、

 

ついに「志村けんのだいじょうぶだぁ」打ち切り。

 

志村けん、フジテレビに貢献したのにこの仕打ちはなんだ!と怒る。

 

怒りの志村けん。

 

さびしい志村けん。

 

自分がやってきたことが否定された気分になる志村けん。

 

志村けん屈辱。

 

歯を食いしばって耐える志村けん。

 

「志村けんはいかがでしょう」と謙虚になって新番組を開始。

 

 

 

1996年 志村けん46歳→47歳

 

志村けん死亡説が流行。

 

志村けん死亡説が流行するほど世間から相手にされなくなっていた志村けん。

 

語られぬ志村けんの心情。

 

表情を見せぬ志村けん。

 

 

 

 

 

1997年 志村けん47歳→48歳

 

志村けんスゴイ論が突如広められる。

 

志村けん再ブレイク。

 

不自然な志村けん再ブレイク。

 

とまどいを見せる志村けん。

 

心中はモヤモヤしている志村けん。

 

志村けん葛藤。

 

志村けん無音ギャグがアイーンと名付けられる(バッファロー吾郎発案)。

 

志村けん、アイーンをやりまくる。

 

アイーンと発音できることになってやりやすくなった志村けんギャグ。

 

生き返る志村けん。

 

水を得た魚の志村けん。

 

 

 

1998年 志村けん48歳→49歳

 

志村けん、読売テレビ「ダウンタウンDX」に出演。

 

松本人志、「志村けんはハゲてない!」と志村けんを繰り返しバカにする。

 

何もできない志村けん、悲しい顔をするのみ。

 

明石家さんま、志村けんに冷たい。

 

バカにして愛のないイジリを続ける明石家さんま。

 

明石家さんまに反論できない抵抗できない志村けん。

 

悲しい顔の志村けん。

 

 

 

1999年 志村けん49歳→50歳

 

志村けんビートたけし遂に共演、テレビ朝日「神出鬼没タケシムケン」放送開始。

 

志村けん、ビートたけし共作

 

「ピ、ピ、ピスタチオは一人っ子!」

 

というギャグを繰り返し放映。

 

しかし次第に志村けん過去コント作品のリメイクをやり始め、

 

さらにダウンタウンが発掘した日本一まずいラーメン屋「彦龍」を長期間出演させるという二番煎じを堂々とやる。

 

志村けんビートたけし「神出鬼没タケシムケン」は、TBS「さんまのSUPERからくりTV」に視聴率で惨敗。

 

志村けんビートたけし「神出鬼没タケシムケン」一年で終了。

 

志村けんビートたけしという大御所がついに共演したと言う衝撃作「神出鬼没タケシムケン」は

明石家さんま一人に潰される。

 

 

 

2004年 志村けん54歳→55歳

 

日本テレビ「天才!志村どうぶつ園」放送開始。

 

犬は飼っているが別に動物好きではない志村けん。

 

動物好きの優しい善人おじさんにされてしまう志村けん。

 

ダウンタウン松本人志は志村けんを「ひたすらコントに打ち込むストイックな人」と評価していたが、コントでもなんでもない番組を始める志村けん。

 

老い、そして権力喪失によって「コントにこだわり続ける」という自らのポリシーを捨てる志村けん。

 

年老いた悲しみを見せる志村けん。

 

楽しそう志村けん、バカ志村けん、葛藤の志村けん、悲しい志村けん、敗北の志村けん、コントに打ち込む志村けん、自ら高めたハードルに苦しむ志村けん。

 

おもしろ志村けん、いい人志村けん、モテる志村けん、は語られるが影は誰も語らない志村けん。