日本の国家安全保障90年代 24

航空自衛隊 1995年 新・防衛計画の大綱における防衛体制2

 

 

 

 

支援戦闘機部隊は3個飛行隊のまま維持された。

 

ただでさえ少ないものを削減しようが無かった。

 

 

第8飛行隊(青森県・三沢基地)はF-1からF-4EJ改に機種更新された。

 

 

第3飛行隊は

 

次期支援戦闘機FSX三菱重工業/ロッキード・マーティンF-2(アメリカでの呼称・F-16SX-3)支援戦闘機

(自重9527kg、離陸最大重量22100kg、推力131,2kN×1)

 

に機種更新されており、

 

戦力は向上している。

 

 

 

第6飛行隊も2005年までにF-2支援戦闘機に機種更新された。

 

 

 

 

 

航空偵察機部隊、航空輸送部隊は新・防衛計画の大綱においても旧・防衛計画の大綱と同じくそれぞれ1個飛行隊、3個飛行隊が維持され、機種も同様である。

 

 

地対空誘導弾部隊は6個高射群が維持され、

 

MIM-104C PAC2(PATRIOT能力向上型2)に改良されている。

 

若干の弾道ミサイル迎撃能力を持つようになった。

 

 

 

 

 

主要装備は

 

旧・防衛計画の大綱の作戦用航空機約430機、戦闘機350機

 

から

 

新・防衛計画の大綱ではそれぞれ約400機、300機と削減され、

 

台湾、韓国よりも少ないものにされてしまった。

 

 

 

 

ただでさえ少ない日本の作戦用航空機が周辺国の大幅な軍備拡張にもかかわらず、

 

新世代機(ロッキード・マーティンF-22ラプター戦闘機など)の増備なしに削減されたのは問題である。

 

 

 

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