日本の国家安全保障90年代 39

第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1990年代 15

 

 

 

 

 合衆国空軍は「グローバル・パワー、グローバル・リーチ」がスローガンで、装備の数、質ともに世界最高水準の空軍である。

 

 

 

 合衆国空軍の爆撃航空団は、戦略爆撃だけでなく戦術爆撃もおこなうようになった。

 

1992年に戦略航空軍団(SAC)と戦術航空軍団(TAC)が廃止され、航空戦闘軍団(ACC)に統合されてから、それは進んだ。

 

 

 

 レーダーで捉えることは非常に困難であるノースロップ・グラマンB-2Aスピリット爆撃機を21機(TAI20機、PAI16機、生産機数21機)保有していた。

 

 

 

 

 AGM-86巡航ミサイル、AGM-129巡航ミサイルの運用が可能なロックウェル・インターナショナルB-1Bランサー爆撃機を100機生産している。

 

 

 

 

500ポンドJDAM(統合直接攻撃爆弾、GPS誘導爆弾)を84発ほど機内に搭載できるボーイングB-52H爆撃機を200機(TAI84機、PAI53機)ほど保有していた。

  

 

 

 

 

 制空戦闘機には20世紀最強の戦闘機である

 

マクドネル・ダグラスF-15A/B/C/Dイーグル戦闘機

(初飛行1972年、自重12973kg、総重量20244kg、最大重量30845kg、推力105,7kN×2)

 

を894機生産した。

(合衆国空軍/空軍州兵向け総生産機894機、1989年調達終了)。

 

1974年の実戦配備から数々の紛争に投入されてきたが、敵に撃墜されたことはない。E-3セントリー空中警戒管制システム機の支援を受け行動する。

 

 

 

 

 

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