第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1990年代 17
制空任務、爆撃任務をこなすデュアル・ロール戦闘機として開発された
ボーイング(旧マクドネル・ダグラス)
F-15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機
(初飛行1986年、実戦配備1988年、自重14379kg、推力129kN×2)。
F-15C/Dイーグル戦闘機は制空戦闘機のため1000ポンド爆弾の搭載のみであるが、
F-15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機は2000ポンド爆弾や5000ポンド貫徹型爆弾「バンカー・バスター」を搭載できるように機体フレームが大幅に強化された。
F-15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機は対地爆撃を可能とする合成開口レーダー機能のあるAN/APG-70レーダー火器管制装置を装備する。
F-15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機とF-15C/Dイーグル戦闘機はエクステリア以外は別物となっている。
F-15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機は制空任務と爆撃任務の両方をこなすデュアル・ロール戦闘機として開発されたが、5000ポンド貫徹型爆弾バンカー・バスターを運用できる数少ない機種のため、爆撃任務がほとんどである。
合衆国空軍はF-15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機を221機保有している。
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