日本の国家安全保障90年代 42

第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1990年代 18

 

 

 

 

同様にデュアル・ロール戦闘機に

 

 

ロッキード・マーティンF-16A/Bブロック15戦闘機、

 

ロッキード・マーティンF-16C/Dブロック25/30/32/40/42/50/52ファイティング・ファルコン戦闘機

 

(初飛行1974年、

 

 F-16A/B実戦配備1979年、

 

 F-16C/D実戦配備1984年、

 

 F-16Cブロック40自重8627kg、推力129kN×1)

 

 

がある。

 

 

 

合衆国空軍、州兵向け2231機製造、2005年調達終了。

 

 

 

F-16ファイティング・ファルコン戦闘機はコスト抑制と小型な機体ゆえに、当初はレーダー非搭載の昼間限定戦闘機として安価・大量配備を目指して開発された。

 

小型でそれなりの性能のAN/APG-66レーダー火器管制装置の装備によってF-16ファイティング・ファルコン戦闘機は全天候型戦闘機となった。

 

また機体の持つ潜在的能力が開花し制空、領域防空、アメリカ本土防空、戦術爆撃、敵防空制圧など何でもこなす主力戦闘機として活躍することとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 航空機動軍団(AMC)の隷下には、

 

 

 

ペイロード108トンを誇る

 

大型輸送機ロッキード・マーティンC-5Bギャラクシー輸送機

 

がある。

 

120機生産した。

 

 

 

C-5Bギャラクシー輸送機は

 

C-5Mスーパー・ギャラクシー輸送機に改修される。

 

 

 

 

 

ペイロード18トンで戦術輸送機の代名詞となっている

 

ロッキード・マーティンC-130E/Hハーキュリーズ輸送機

 

 

ロッキード・マーティンC-130Jスーパー・ハーキュリーズ

 

を約600機保有する。

 

 

 

 

C-130輸送機と同程度の短距離離着陸(900m)で戦略輸送、戦術輸送の両方もこなし、

 

ペイロード78トンと戦車も輸送可能な

 

ボーイングC-17Aグローブ・マスターⅢ輸送機

 

を212機生産している。

 

 

 

 

高官輸送用に

 

ボーイング737をベースにしたボーイングC-40Bクリッパー輸送機、

 

兵站・人員輸送用に

 

ボーイングC-40Cクリッパー輸送機がある。

 

 

 

 

 救難ヘリコプターには

 

HH-60Gぺイヴ・ホーク救難ヘリコプター

 

99機が充てられていた。

 

 

 

 

 

空中給油機は、

 

ボーイングKC-135R/T空中給油機を560機(減少中、1956年生産開始、総生産機数730機)、

 

 

KC-135空中給油機の2倍の給油能力を持つ

 

ダグラスDC-10をベースにした

 

マクドネル・ダグラスKC-10エクステンダー空中給油機

 

を59機保有している。

 

 

 

 

 

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