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放送から45年『横溝正史シリーズⅡ迷路荘の惨劇』第一回1930年、嫉妬した伯爵が妻惨殺・庭師の腕を斬り落とす 1950年、生き残った庭師が復讐で子爵惨殺か

横溝正史シリーズⅡ


迷路荘の惨劇








1978年 毎日放送 三船プロダクション 








企画

毎日放送

角川春樹事務所

















古谷一行 























浜木綿子  







 









仲谷昇   






千石規子 






伊豆肇   



 

 



西沢利明 



小鹿番



秋谷陽子



桑原大輔



明石勤







滝沢双

御道由紀子

関戸純




ナレーター 鈴木瑞穂












長門勇 









三橋達也 














原作  

横溝正史






音楽

真鍋理一郎





主題歌

茶木みやこ





脚本  

田坂啓




プロデューサー  

青木民男  

伊藤満








監督 

松尾昭典 












製作

毎日放送

三船プロダクション



 

 

 

 






第一回




昭和25年。



国鉄・相原駅に金田一耕助が降り立つ。







金田一耕助は静岡県、富士山のふもとにある名琅荘に向かう。




金田一耕助は篠原慎吾に招待されていた。



孤児から篠原慎吾に引き受けられ育った譲二が馬車で迎えに来ていた。



馬車は古舘種人伯爵が作った豪華なものだった。





金田一耕助は腕の無いサングラスの男が富士山麓の黒土を歩いている姿を見かける。



金田一耕助の元上官・篠原慎吾は闇屋で儲け、新興財閥を作り上げるほど成り上がった。


篠原慎吾は古舘種人伯爵が建てた別荘・名琅荘を買収し、ホテルとして開業する予定だった。


金田一耕助も名琅荘での法事に呼ばれた。


古舘種人伯爵が建てた名琅荘はからくり屋敷で、どんでん返し、隠し扉、隠し部屋、抜け穴があり迷路荘と呼ばれていた。 


古舘種人伯爵は岡山の豪氏で、徳川幕府の倒幕に貢献、明治政府は伯爵の爵位を与えた。


女中・糸は古舘種人伯爵の側室である。








昭和5年。


古舘種人伯爵の息子・古舘一人伯爵は女中・糸の紹介で、糸の遠縁の尾形静馬を庭師として雇う。


尾形静馬は岡山の出身、古舘一人伯爵の妻・加奈子の幼馴染だった。




使用人・尾形静馬と妻・加奈子が仲良く話すことに嫉妬した古舘一人伯爵。



妻・加奈子を斬り殺し、尾形静馬の腕を斬りとした。 



古舘一人伯爵は尾形静馬に逆襲され刺殺される。



腕を斬り落とされた尾形静馬は逃亡し行方不明となる。 



篠原慎吾は名琅荘をホテル化するにあたり古舘一人伯爵と妻・加奈子の法事をおこない鎮魂し、悪い噂が出ないよう気を配っていた。




法事には古舘辰人伯爵、天坊邦武子爵が呼ばれていた。



金田一耕助は古舘辰人伯爵、天坊邦武子爵が口論しているのを見た。







篠原慎吾の妻・倭文子は、古舘辰人伯爵の元妻である。


篠原慎吾は古舘辰人伯爵から迷路荘と倭文子を譲ってもらっていた。




あの惨劇から20年後、迷路荘でまた惨劇が繰り返される。






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