F-15Cイーグル戦闘機
と
F-22Aラプター戦闘機
©航空自衛隊 F-35AライトニングⅡ戦闘機
第3項
平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 航空自衛隊 24
次期主力戦闘機策定
ロッキード・マーティンF-35AライトニングⅡ戦闘機(三菱商事) 1
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機
は
X-35初飛行2000年、
F-35A初飛行2006年、
自重13300kg、
推力173kN×1。
ロッキード・マーティン F-35ライトニングⅡ戦闘機
は
開発が遅れ
2005年初飛行予定
が
2006年12月の初飛行
となった。
F-35Aライトニング戦闘機は初期作戦能力の獲得がかなり遅くなると考えられた。
ロッキード・マーティン F-22ラプターA戦闘機
が
最高速度マッハ2,4
アフター・バーナーを使わずにマッハ1,58で超音速巡行できるスーパー・クルーズ能力、
推力偏向制御システムによる画期的な機動が可能
であるのに対し、
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機
は
最高速度マッハ1,6
スーパー・クルーズ能力は無い、
推力偏向制御システムは無い。
ロッキード・マーティンF-35ライトニングⅡ戦闘機
も
ロッキード・マーティン F-22Aラプター戦闘機と同様
に
第5世代戦闘機
として
画期的な機動が可能となる推力偏向制御システム、
アフター・バーナーを使用せずに超音速巡行が可能なスーパー・クルーズ能力
が
付与される計画
と
発表されていたが
コストの問題などで変更となった。
ステルス性
は、
ロッキード・マーティン F-22ラプターA戦闘機のレーダー断面積は0,0001平方メートル
に対し、
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機のレーダー断面積は0,001平方メートル
で、
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡのステルス性
は
ロッキード・マーティン F-22Aラプター戦闘機
より劣る。
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機
の
レーダー
AN/APG-81アクティヴ電子スキャンド・アレイ・レーダー
ロッキード・マーティン F-22ラプター戦闘機のAN/APG-77レーダー
を
簡易化させたもので
レーダー半導体素子の数
は
大幅に減らされている。
一方、
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機
には
ロッキード・マーティン F-22Aラプター戦闘機
には
無い
AN/AAQ-40電子光学ターゲティング・システム、
がある。
の
IRST赤外線サーチ・アンド・ターゲット機能
により
レーダーを使わず赤外線での捜索が可能となり被発見性が低下、安全性が向上
し、
AN/AAQ-40ターゲティング・システム
の
レーザー・ターゲティング機能
により
レーザー誘導爆弾の運用が可能
になっている。
AN/AAQ-37電子光学配給開口システム
により、
光学画像、赤外線画像
が
JHMCS統合ヘルメット装着キューイング・システム
の
ヘルメット・バイザー部に表示
され、
常時360度監視可能となり状況認識、安全性が向上している。
ロッキード・マーティンF-22Aラプター戦闘機のコックピット
は
ファンクションスイッチ(ボタン)式グラス・コックピット
と
ヘッド・アップ・ディスプレイ
であるが、
ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機
は
大型2面タッチ・センサー液晶パネル・コックピット
と
JHMCS統合ヘルメット・キューイング・システム
となり、
状況認識、操作性が向上
している。
ヘッド・アップ・ディスプレイを廃止
し
ヘルメット・マウンテッド・ディスプレイ
である
により
状況認識、操作性を向上
させ、
大型2面タッチ・センサー液晶パネル・コックピット
も
状況認識、操作性向上
となっている。
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