日本の国家安全保障2000年代 143

第3章 東アジア各国の戦力 中国   

 

2000年代 3

 

 

 

 

 

旅海 LUHAI級駆逐艦

 

 

 

1999年就役、

 

 

満載排水量6000トン、

 

 

ディーゼル・ガスタービン推進、

 

 

兵装は

 

 

100mm連装砲

1基、

 

 

37mm連装機銃

4基、

 

 

YJ-83艦対艦ミサイル

16発、

 

 

短距離艦対空ミサイル

8発、

 

 

3連装魚雷発射管

2基、

 

 

搭載航空機は

 

 

ハルビンZ-9Aヘリコプター

2機

 

 

である。

 

 

ステルス性を考慮した船体となっている。

 

 

船体の大きさの割には搭載兵器が多いという共産国の伝統を引き継いでいる。

 

 

 

 

 

 旅滬 ルーフ- LUHU級駆逐艦

 

 

天安門事件前

 

に計画された艦で、

 

 

西側陣営が中国に幻影を見ていた時期であるため

 

多くの西側陣営の技術が導入されている。

 

 

ガス・タービン

 

 

アメリカのゼネラル・エレクトリックLM2500で、

 

 

短距離艦対空ミサイルHQ-7

 

 

フランスのクロタル・ミサイルをライセンス生産したものである。

 

 

1994年就役、

 

 

満載排水量4600トン、

 

 

ディーゼル・ガスタービン推進、

 

 

HQ-7艦対空ミサイル

8発、

 

 

3連装魚雷発射管

2基、

 

 

搭載航空機は

 

 

ハルビンZ-9Aヘリコプター

2機

 

 

である。

 

 

 

 

 

 

 旅大 ルーター LUDA級駆逐艦

 

 

中国初の国産駆逐艦

 

で、

 

人民解放軍海軍の主力で16隻が就役していた。

 

 

1971年

 

から

 

1991年

 

までの長きにわたって建造され続け、

 

そのためバリエーションが多くある。

 

 

満載排水量3670トン、

 

 

蒸気タービン推進、

 

 

兵装は

 

 

130mm連装砲

2基、

 

 

57mm連装砲

2基、

 

 

25mm連装機銃

4基、

 

 

HY-2艦対艦ミサイル

6発、

 

 

HQ-7短距離艦対空ミサイル

8発、

 

 

搭載航空機は

 

ハルビンZ-9Aヘリコプター

2機

 

である。

 

 

排水量に対して兵装が多く、バランスが悪いと思われる。

 

 

また、中国国産とはいえ旧ソ連艦艇のコピーで、

 

 

1番艦就役が1971年という古さからも、戦力としては低いものとなっている。

 

 

 

 

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