日本の国家安全保障80年代
第1章 79年危機と冷戦激化における日本の安全保障政策 4
さらに1979年11月4日、
在テヘランのアメリカ大使館
は、
パーレビ国王の病気治療をアメリカが受け入れることに反対する
ホメイニ支持のイスラム神学生過激派
によって
占拠される。
この在テヘラン・アメリカ大使館人質占拠事件
を
最高指導者のホメイニ師が擁護・支持したこと
は、
事件解決に多大な時間を要することとともに、
新しく誕生した
「イラン・イスラム共和国」
との関係
が
以前の親アメリカ親西側の王制イラン
とは
全く相容れない、
敵対的な関係となることを決定づけた。
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