日本の国家安全保障80年代
第2章 西側の巻き返し、冷戦激化へ 12
イラン
中東イラン
では
パーレビ前国王の病気療養のため
の
アメリカ入国を認めた
アメリカ
に対し
イラン過激派学生が激怒、
在テヘラン・アメリカ合衆国大使館
に
学生がなだれ込んだ。
イラン学生
は
大使館員を人質
に
在テヘラン・アメリカ大使館
を
占拠した。
ジミー・カーター大統領
は
合衆国陸軍、
合衆国海軍、
合衆国空軍、
合衆国海兵隊
による
人質救出作戦
を
決定した。
合衆国陸軍第1特殊部隊作戦分遣隊D(デルタ・フォース)、
合衆国陸軍特殊部隊群グリーン・ベレー第5特殊部隊群ブルー・ライト対テロ隊
が
合衆国海軍ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーRH-53D掃海ヘリコプター、
合衆国空軍ロッキードMC-130Hコンバット・タロン特殊作戦機、
合衆国空軍ロッキードEC-130Eコマンド・ソロ電子戦機、
合衆国空軍ロッキードC-130Hハーキュリーズ輸送機、
合衆国空軍ロッキードC-141スター・リフター輸送機
を
使用し
在テヘラン・アメリカ大使館
で
人質にされている
大使館職員を救出、
合衆国海軍CVN-68ニミッツ級原子力空母ニミッツ
に
移送する
イーグル・クロー作戦を実施した。
しかし
砂嵐による視界不良
で
合衆国海軍ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーRH-53D掃海ヘリコプター
と
合衆国空軍ロッキードEC-130Hコマンド・ソロ電子戦機
が
空中接触、
爆発炎上
で
死者8名、
負傷者4名
となり、
さらに
砂嵐
で
合衆国海軍ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーRH-53D掃海ヘリコプター2機
が
飛行不可能
になり
イーグル・クロー作戦
は
失敗に追い込まれた。
ジミー・カーター大統領
は
イラン
で
立て続けに失敗する。
中東
では
「中東の憲兵」
王政イラン
が
イラン・イスラム共和国
となり
反アメリカ
を
鮮明にし、
在テヘラン・アメリカ大使館人質占拠事件
と
人質救出作戦イーグル・クロー作戦失敗
で
アメリカ国民の反イラン感情
も
抑えられなくなった。
中東
に
おいて
イランという最重要国家
を
失った
アメリカをはじめとする西側陣営
は、
ペルシャ湾岸の産油国
に
その代替を求めて行くしかなかった。
アメリカ
は
中東における新たなる拠点
の
必要性
と
アフリカでの勢力圏拡大の必要性
に
迫られた。


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